そらまめ日記

多発性嚢胞腎とわたし

目の上の切り傷 縫うのか縫わないのか [次男]

先日、次男が公園の滑り台で遊んでいた際、階段で足が滑り目の上を切るという怪我をしました。不運な事故とはいえ、もともと危なっかしいところのある次男は、いつか怪我をするだろうと思っていました。今回はそこまで大きな怪我ではありませんでしたが、今後慌てないためにその時の経緯をまとめます。

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怪我した時の状況

鉄製の滑り台で普通に遊んでいました。階段を登る時に滑って踏み外し、顔が階段にぶつかってしまいました。目尻の数センチ上が切れて、横に1〜2センチくらいの傷になりました。本人は泣き叫んだり、パニックになるようなこともなく、多少痛がるもののいたって冷静でした。

すぐにハンカチで止血したので、出血はそれほどでもなく、パックリ開いてしまっているわけでもなかったので、病院に行くべきか迷うところ(。·_·。)? ただ、そこそこ深さのある傷ではあるし、顔に痕が残るのもかわいそうなので、受診することにしました。

 

休日診療の探し方

休日の夕方だったので、見てもらえる医療機関を探すことになりました。

小児救急医療相談 #8000

子どもの病気や怪我で困ったら、まずこちらが思いつくかなと思います。#8000にコールすると、自動的に都道府県の窓口につながり、休日夜間の子どもの病気について相談ができます。困ったときの対処法や、病院に行くべきか、また、今から受診可能な病院も教えてもらえます。これまでも夜間の喘息で何度か相談したことがあります。

今回もまずこれが思い浮かんだので、すぐに電話したところ、

  • 病気や怪我をした子どもの性別と年齢
  • 電話している者の続柄と年齢
  • 症状や知りたいこと

を聞かれました。怪我の状態と今から受診できる医療機関を教えて欲しい旨伝えました。

すると、外科系の情報は把握していないとのことで、他の相談窓口で聞くようにと連絡先を教えられました。このあたりの対応は、自治体によって多少違いがあるかもしれません。

子ども医療電話相談事業(♯8000)について

医療情報ネット

#8000で教えていただいた連絡先が、この医療情報ネットの電話窓口でした。こちらは小児に限らず医療機関について調べることができ、都道府県ごとに窓口が異なります。電話をして、調べたい市町村や診療科をダイヤルで選択すると、該当する医療機関情報を音声で教えてくれるというものです。音声ではなく、FAXで一覧を受信することもできるし、インターネットで調べ直すこともできると案内が流れていました。

音声でひとつひとつ聞いていくより、インターネットで調べた方が早そうだったので、すぐにスマホで調べて、受診する医療機関を見つけました。事前に電話で受診可能か直接確認するようにとのことでした。

www.mhlw.go.jp

 

休日診療にて

以前受診したことがある総合病院の休日診療にかかりました。若い医師に診てもらい、この傷は縫合した方が良いとの診断でした。ただし、後日整形外科を受診するようにと言われました。顔の傷だし、痕が残らないような治療というのは、整形外科が専門だからとのこと。それは初めて知りました。

早速次男は手術室へ連れられて行きましたが、あまり状況を理解しておらず、ニコニコ(>_< ;) やがて叫び声とともに、嫌がる様子が聞こえてきました。「あと少しだよ」となだめられながらも頑張ってるようだったので、なんとか耐えられたかなと思っていたら、中から呼ばれました。

消毒と麻酔の注射はできたものの、縫合は断固拒否で暴れるとのこと。次男は拘束具が苦痛で暴れたようで、汗だくになりながら「暑い暑い」と叫んでいました。とはいえ、拘束具を外すと大人しくしているはずもなく。。。看護師さんと抑えるも限界。説得するも、半分パニックで無理。結局縫わず終いで帰宅することになりました。

先生は早々に諦めており、「まぁ、どうせ整形で診てもらうんだから」と、テープで傷が開かないよう処置だけしてくれました。そして、お風呂で濡らさないよう気をつけてと言われて帰ってきました。

帰ってからは、「明日は頑張るんだよ」と何度も何度も言い聞かせ、縫合のシミュレーションをし、本人も「全然痛くない!大丈夫( 。•o•。)و」とやる気を見せてくれていました。この時ばかりは、頑張ったらおもちゃを買ってあげるだの、その日は保育園休んでいいだの、あまり褒められることではありませんが、大きな人参を吊り下げさせていただきました(--;)

 

翌日の整形外科にて

さて、翌朝も本人のヤル気は持続しており、早々に近場の整形外科に乗り込みました。私も腱鞘炎やぎっくり腰で何度も診ていただいているベテランで信頼のおける医師です。すぐに順番が来て診ていただくと、「これは縫わなくていいね。すぐに縫いたがる奴がいるんだよ」とのことでしたΣ(·ω·ノ)ノエッ

目の上は傷が開きにくいし、自然と目立ちにくくなるとのこと。処置はワセリンを塗るだけでよく、テープも貼れそうだったら貼ったらいいけど、無理に貼らなくても良いとのこと。

昨日の医師は外科の先生だったようだし、その時言われたとおり、こういう傷は整形外科の専門なのでしょうね。縫合しないという方針に乗っからせていただきました。

なので、診察はテープを張り替えただけで終了し、病院を出たのは9時過ぎ。保育園行けるぅー!と思いましたが、次男は休む気満々(•∇•;) テープ張替えの処置のことを頑張ったと思って意気揚々としているので、説得は諦めてその日は休ませました。

 

その後

2日後の経過診察

経過は順調とのこと。テープは貼れたら貼るスタンスで、1週間までにしてと言われました。傷は塞がった時に幅があっても、徐々に収縮して1本の線状になり、目立たなくなると、再度説明がありました。

5日後の経過観察

今後受診予定なので、受診したら更新します。

 

最後に

外傷の怪我=外科と思っていましたが、このような顔の傷なんかは整形外科が専門だと初めてしりました。素人目では、縫うのか縫わないのか微妙なラインかなと思っていましたが、お医者さんや診療科でも意見が分かれるのですね。

顔というデリケートな場所なので、痕が残らないのが1番ですが、さらには無駄に縫うことにならずに良かったです(´∀`=)

ただ、本当に目立たなくなるのかは、これからなので、注視していきたいと思います。

 

 

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